2022年面白かった漫画10選
10.税金で買った本
ヤンキーmeets図書館。
司書の仕事って本が好きだったら多少なりとも興味持つとこだと思うんだけど、一番対極そうなヤンキーを主人公にして掘り下げてくのは常套だろうけど良いと思う。周りのキャラも多彩。
9.スカライティ
詰んだ世界を旅するロボット、その目的は生き残った人類を”殺す"事なのだけど、その殺し方にドラマを詰めてくる感じか。たまにはシンプルに残酷な話があってもいいとは思う。
8.おとなのずかん改訂版
親友の子供を預かった主人公と、そんな主人公の刹那的なプロポーズを受け入れてなし崩しに夫婦関係になってしまうヒロイン。フォートナイトの建設機能みたいな感じで突貫家族が形成されていくところは見所なんだけど、連載ペースがなあ。
7.SANDA
BEASTARSは乗り遅れたけどこっちは最初からついて行けてる。
「大人ではない事」が重宝されている世界、普段は中学生だけど一定の条件下でおっさんになってしまうサンタクロースの末裔が主人公の話。サンタが絡んだ大人と子供の関係性が主眼なんだろうけど、今のところ割と楽しく読めてる。
6.今日のさんぽんた
どこか抜けてるヒロインとその飼い犬の心の声との掛け合いが魅力の作品。ツーカーのようでいて全然噛み合ってないところが良いんだけど、時系列シャッフルでもあるようで、ぽんたの年齢の変化で一喜一憂してしまう。落とし所はどうなるのか。
5.誰何
つばな先生のこういう発想好きだな。
展開的には様子見の段階なんだけど完全にアイデア勝ちしてるので。
4.あかね噺
1話のつかみが最高だったので現在までずっと読んでられる。落語の見せ方も考えられていると思うし、今後も期待値高し。
3.音盤紀行
レコードと音楽を巡るあれこれ。
自分はレコード世代ではないけれど、収録されている話のすべてがレコードに対するほのかな憧れをちくちく刺激してくる。
2.これ描いて死ね
とよ田先生が満を持して手掛ける、漫画がテーマの漫画。真摯。
1.タコピーの原罪
今年はもうこれだね。避けて通れない。今年とは言え、初頭にインパクトを与えてくれた作品だったけど、その余韻は消えることなく。紙媒体となる少年ジャンプで始まった新作はどうなるかね。