GIANT KILLING(1)
- 作者: ツジトモ,綱本将也
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/04/23
- メディア: コミック
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モーニングで連載中。以下続刊。買った。2巻の発売日直前にあえて。
ネットで風評は目にしていましたが、3〜4週くらい前のモーニング本誌でのシーズン開始に向けた監督たちのレセプションみたいなやつの回を読んで決意を固めました。
サッカー漫画ですが主人公は監督。プレイヤー時代も弱小チームETU(イースト・トーキョー・ユナイテッド)を率いて大番狂わせ(=ジャイアント・キリング)を演じ続けてきた男・達海猛が古巣を再建するために監督に就任・ピッチの外でも手腕を発揮して番狂わせを演じ続けるという話。
雰囲気がどことなく同誌で連載されていた『東京トイボックス』を過らせますけどもなかなか痛快で面白いです。飄々とした監督の奇策ばかりを描くでもなく、ホームタウンのサポーター達にもスポットライトが当たっていて意外とソツのない作り。続きを気にさせる訴求力は確かにあると思います。同時に、「やる時はやる」系の主人公像がもはやスタンダードになっていることを痛感する1作。