MONO / World Tour 2009〜Hymn To The Immortal Wind〜@LIQUIDROOM 03.14


初めてワンマンを鑑賞しましたMONO。そのメモ。

15分押しくらいでライブが始まるその瞬間までフロアは埋まりきりはしなかったものの、思っていた以上でも以下でもない集客。英語のおしゃべりもそこここで聴こえるし、外人率も低くない。

ライブはほとんど新作からの曲で、リキッドルームというハコを考えるとオーケストラなんているわけもなく(NYでは5月にオーケストラを加えたアニバーサリー・ショウをやるそうです)、メンバー4人のみ。なのだけど繊細さと爆発力は圧倒的なものでした。真空状態が元に戻ろうとする時のエネルギーというのはこういうイメージなんだろうかという、否応なしに引き寄せられる感覚。

高い集中力と1曲の構築美、浮遊感のあるエフェクト。前半と終盤、PAの問題なのか轟音パートでアンサンブルが掻き消されてしまう場面もあったけれど空間的にも絶妙で惹き込まれる、いいライブでした。新作はキラーチューンを繰り返し聴くというよりは1枚通してのトータル感が強いアルバムだと個人的には思うだけに、真ん中でそっと差し挟まれる『Yearning』は殊更強烈な色彩を持って響いてきたような。『Everlasting Light』で締めて、アンコールはなし。それでもお腹一杯でした。

あと、リキッドで貰ったチラシにRaidWorld Festivalの告知が。今年もやるそうで驚きと共に楽しみ。今年はWEGのグッズがあれば何か買おう。


1.Ashes In The Snow
2.Burial At Sea
3.Follow The Map
4.Pure As Snow(Trails Of The Winter Storm)
5.Yearning
6.The Battle To Heaven
7.(たぶん旧譜の曲かと)
8.Everlasting Light