無限の住人(26)

無限の住人(26) (アフタヌーンKC)

無限の住人(26) (アフタヌーンKC)

人間を食べる犬のカタルシスから一転、逸刀流を追う六鬼団がメイン。蛇組は果心居士が手薬煉引く森の中へ、花組は副将・阿葉山と対峙。最終章も早6巻目、天津の尻すらまだ見えず。

蛇組の般若面たちは笑わせる気満々だなあ。各話扉も鉛筆を使った繊細な絵が基本な中で彼らだけペン描きで差別化されてるけど(第百七十一幕)、これいつもの扉絵のタッチで描かれたら堪えられる自信が無かった。巻末おまけでは目黒とたんぽぽが漫才をやってた。乳オチ。もうてめえと幼女ぐらいしか正義の所在がねえじゃねえかってぐらい目黒の乳へのコンプレックスは凄まじいけど、杣の燎さんだけはガチ。あれは悪。ジョジョで語れるくらい邪悪だと思った。