団地ともお(15)

団地ともお 15 (ビッグコミックス)

団地ともお 15 (ビッグコミックス)

昨今の団地は閑散としたもんだけど、外で遊んでる子供自体は最近ぽつぽつ見かけるようになった。

この巻はきちんと纏まっていて、普通に面白いと思うけれどやや小粒かな。連載年数的にもかなりの長期だし、そろそろ愛すべきマンネリというか、日常ものとしては新曲よりも往年のヒット曲の方が望まれる大御所バンドのような立ち位置に差し掛かってもいいんじゃないかな? って頃だし、そう持って行きたいのかも知れませんけどまだまだ読者は変化とさらなる傑作を求めてる段階だろうし、自分もそういう、『Morning Glory』以降のオアシスに対する日本のリスナーのような感情は捨て切れていないしで複雑なところ。そういうものの積み重ねが「普遍」となっていくんだろうか。