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超・殺人事件―推理作家の苦悩

超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)

超・殺人事件―推理作家の苦悩 (新潮文庫)

『超税金対策殺人事件』を『世にも奇妙な物語』で観た事があったので手に取りやすかった。推理小説を生み出す側の視点で書いた短編集。全体的に世にも奇妙〜と似たようなノリが続くものの、流石に暇つぶしくらいの水準は約束されているかと。売れっ子だから許される、氏の立ち位置を象徴するかのような作品。

小説媒体への皮肉めいた文章がそこかしこで書かれていて、中には

私は活字派だが、ハードカバーの本を買うことはまずない。(中略)少し待てば廉価で文庫本が出るというのに、わざわざ高い金を払う人びとの気持ちが私には理解できない。

なんてのもあったりしますけど、ハードカバーから文庫になるまで軽く3年ぐらいかかりませんかね最近。3年は少しじゃないだろと思うけれど俺も文庫派。