信長の忍び(1)
- 作者: 重野なおき
- 出版社/メーカー: 白泉社
- 発売日: 2009/06/29
- メディア: コミック
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川で溺れてるところを織田信長に助けられた忍び見習いの少女・千鳥が、天下を統一して戦国時代を終わらせるという信長の思想に触れてその後の彼の覇業を陰となり日向となり(笑)支える姿を描くストーリー4コマ。待望の単行本でしたけどさすがに薄い。しかもA5判じゃなくてB6判とは。B6の方が助かるんですけども。
軽妙な中にも押し付けがましくないホロリ成分。4コマ独特の空気というか、隙だらけのようで隙の無い、特別凝ったオチでなくともスルリと笑える同氏の佇まいはこの題材でも変わらず。特に千鳥含む4人の女子キャラは素晴らしすぎ。華でもあり賑やかしでもあり、人気投票でもやったら不落の城塞を築きそうな4人。
オチのコマに反応するサブタイトルを付ける事で干ししいたけ程度にはワクワクするしその積み重ねは大切。