Travis / Ode to J.Smith

Ode to J. Smith

Ode to J. Smith

pre-schoolの『Nueva York』のような心持ちで作ったと思われるセルフレーベル発の新作。

時間かけなくても作っちゃうんだなあこういう素敵メロディ。新作は多少陰を含んだ感じになるのかと思いきや、さほど鬱な風でもなく。音が厚くてあそびが少ない曲が多い分、印象はちょっと変わりますかね。今までのトラヴィスではあまりないように感じるタイプの曲もあり、それが新機軸というよりは「こんなのやろうと思えばできるッスよ」的な余裕に近い懐の広さを感じるんですけど、スカした風に聴こえないのはフランの人徳の賜物か。

まあとにかくM-6のキャッチーさは異常。