ヘルベチカスタンダード

「日常」内で笹原先輩その他が愛読していたりビルボードに広告打ってあったり劇場版になってたりと、ニュータイプ読んでないと架空の作品として片付けられてしまいそうな謎の存在感を放つ謎のタイトルの単行本。ニュータイプに載ってるらしい同タイトルの4コマ数十本がメインで、日常の販促漫画やラフカット集や文章が載ってたりしてて作者のコンプリート・ワークスみたいな感じなんでしょうか。

「日常」のアニメの半分はこれが支えてたんだと思うと涙ぐましいような別にそうでもないような。アニメが終わる頃にはストックなどなくなってるのかも知れないけど、ケーキの紙を舐めるような、お菓子の箱の底を叩いてカスのひとかけらも残さず腹に入れようとするような、全てを出し尽くしてそのまま燃え尽きていこうとするさまを見守りたいと思います。あと6話?