バクマン。(12)
- 作者: 大場つぐみ,小畑健
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2011/03/04
- メディア: コミック
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平丸さんは寝そべって作画しているのか。作中ではちゃんと机に向かっていた気がするけれどもこっちの方が平丸さんらしいと思います。
連載継続の条件をクリアし、高順位をキープしつつドラマCDや小説といったメディアミックス展開もなされるようになったPCP。ヒロイン役がめでたく亜豆に決まり、順風満帆かと思われていたがアニメ化にはストップがかかり、という浮沈が激しいもののリアリティはあまり感じなくなってきた第12巻。ここからシュージンがアシスタントの白鳥君の連載獲得に一役買いながら彼の家庭問題にも首を突っ込んだりラッコが打ち切りになったりといつものようにスマホのロックパターンを複雑にしたような感じで広がっていくわけですが。この巻の核は芸術VS娯楽の部分なのかなと思うんですけれど、同じく亜城木夢叶のアシスタントで芸術志向の小森くんがどこに向かうのかが気になります。安易にコージーと組むなり彼の下で働くなりするんだろうか。