宇宙兄弟(12)
- 作者: 小山宙哉
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2010/12/22
- メディア: コミック
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宇宙工学ないし人工衛星の基礎的な技術を体得するために行われたキャンサット(缶サイズの人工衛星)のコンペが終了。サバイバルレースでのハンデや雨とスポンジタイヤの相性の悪さに苛まれるも、ムッタの元・技術者としての機転でそれなりの結果を修める。まんまと1位をかっさらってった福田さん属する技術者チームが眩しすぎる。その後日々人の凱旋イベントを経て、シャロンおばさんとの対面イベントと流れていくわけですが、彼女を蝕む病魔の存在が南波兄弟、ひいては彼女を崇敬して止まないせりかさんにまで陰を落とす。
ピコとムッタ、日々人と吾妻、せりかさんとシャロンと、今巻も人間ドラマの妙が光る。シャロンが出てきて一気に暗転するわけだけど、こっちもどう転ぶか解らなくてしばらくハラハラしてそう。