- 作者: 内藤泰弘
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/11/04
- メディア: コミック
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SQにちょびちょび掲載後、系列誌に1回載って、現在はエスキューイチキューで季刊連載に落ち着いた模様の血界戦線第2巻。
異界と繋がってしまった、かつてニューヨークだった都市が舞台、という「そういう世界観」がゴロンと横たわっているのみで、地続きなストーリーがあるわけでもなく特にラスボスがいるわけでもなく重いテーマがあるわけでもなく、異種の存在と人間との調和を保つべく奔走する超人たちと解説役の少年の日常が描かれています。1話ないし長くて3話くらいの、比較的オムニバスな作りなので肩肘張らずに読める。初めて読んだ時はトライガンの余韻が残ってたのもあって物足りなく感じてたけど、今これをそこそこ楽しめているということは果たして加齢の証明なのかなんなのか。
あと主人公サイドに貫禄のあるキャラがちょっと増えたせいか1巻であんなにクールだったチェイン・皇が相対的に可愛くなった反面、結果的に一気に内弁慶化が加速したように見える。