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土星マンション(6)

土星マンション 6 (IKKI COMIX)

土星マンション 6 (IKKI COMIX)

ニシマル研究員を中心に、下層民による地上降下プロジェクトを推し進めるソウタ達の動きが保安員・森下の目に留まった事で一気に話が動いた。彼らの想いはミツにパイロットとして地上へ行くことを決意させるが、ニシマルは格差社会への復讐心で凝り固まってるしソウタは自分の価値を知らしめたい気持ちが先に立ちすぎてて実際に現場に赴く人間のことはまるで考えてないんですよね。片道分のエンジンと燃料しか確保できてない段階でミツに「いつでも行けるようにしといて」なんて言ってるし、安全面に対する方策とかはほとんどできてない様子。大人のエゴが子供を殺すような事にならなきゃいいけど。

後半のハイライトはタマチ。所長とのやりとりから発電所で仕事する意義をごっそり失ったタマチが退職を決意してから終わりまでの展開は怒涛。長いこと2面で詰んでたゲームが、一瞬のきっかけで一気に7面まで進んだかのような感覚で窓拭きへの道が開いた。そんな感じで和みを感じたのはおまけページだけ、という第6巻でしたけど、49話のラストで玉緒さんが用意した晩飯のおかずは多分おでんなんだろうけど、玉子の存在感が凄すぎて何の料理だか解らなかった。