はやて×ブレード(10)
- 作者: 林家志弦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2009/06/19
- メディア: コミック
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これがホントのカバー裏。
前半は綾那の因縁の立ち合いの決着。後半は黒鉄姉妹の確執にフォーカスを当てながら破剣斬りなる剣待生用の卒業イベントが水面下で進行中。
2巻で出てきた苦肉の策が雄々しく復活。とりあえずギャグぶっこんで見ようという感じではないしファンサービスの役割も果たしているといえるし素直にキターと言える演出ではありました。今までで一番少年漫画テイストの熱さを湛えた星奪りでしたよ。ただどうしてもちんちくりんなキャラを使ったコミカルな動きはある程度の等身のキャラを使ったシリアスなアクションと同時に見ると無駄なにぎやかしに見えてしまうので、はやての立ち合いは正直スルー気味です。そのへんの対処はナギに期待したい。
後半、ナギ復帰によってはやてと綾那の絆が問われる新展開も別に取り立ててギスギスした感じではないしプロセスを読ませるような感じの、スカーンとしたドタバタがメインのようで安心して読んでいられるかな。と。新キャラの柳生さんはナギの刃友候補だと思ってるんですけどこればっかりはどう転ぶのかわからない。