君に届け(8)

君に届け 8 (8) (マーガレットコミックス)

君に届け 8 (8) (マーガレットコミックス)

進級。ピンの計らいで主な仲良しさんが大体同じクラスであった事もあり、だんだん貞子イメージがいい風に受け入れられつつある爽子とそれを目の当たりにして「俺だけが知ってる」感が薄れていって焦る風早。当人たちの性格と風評が地味にマイナスに働いてしまって、タイトルが急に重くなってきた第8巻であります。

初詣が夢だったみたいなぎこちなさ。小さい誤解の積み重ねとタバコのような名前の新キャラがいい立ち回りをしている。昨日今日同じクラスになったばかりの連中に同意を求めるような喋り方とかたまらない。三浦君にはこれからも頑張っていただきたい。

そして、この巻は惜しくもクラスが違ってしまった貞子笑わせ要員の高橋さんがちょっとだけ出ているんだけども、彼女の立ち居振る舞いはいつ見てもまぶしすぎる。できるならば彼女のように生きていきたい。