はやて×ブレード(6)

はやて×ブレード 6 (ヤングジャンプコミックス)

はやて×ブレード 6 (ヤングジャンプコミックス)

学園祭開始。4巻ではやてが接点を持ったSランクペアの1人には非公式のファンクラブがありまして、女神にベタがる異分子が気に入らない構成員たちが学園祭による校舎の一般開放のゴタゴタに乗じてついに動き出すのでしたという前半部と、綾那の過去に間接的に迫る因縁の星奪りが行われる後半部の2部構成。

ようやく掛け値なしのヒールに徹してくれそうなペアが出てきた。「Aランク以上は武器の改造可」というルールもここにきて本格的に活きてきそうなんですけども色々ギミック考えるのは大変そうだし小細工なしの真っ向勝負が是とされているようなきらいもある星奪りパートですので、現時点では期待しすぎないのが正解かなと。

あと、たんぽぽ園の債権者の娘ではやて達とも戦ったことのあるaccess組のボーカルじゃない方の浅倉さん。綾那と刃友になりたくて戦闘スタイルまで真似て度々アプローチしたものの剣では全く歯が立たず劣化コピーの烙印を押され、名前さえ覚えてもらえず現在に至るも名前を覚えてもらうことに関しては諦めの悪さを見せ続けてきた彼女の不憫さが一気にメーターを振り切るまさかの仕打ちは面白くも泣ける。