はやて×ブレード(5)
- 作者: 林家志弦
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2008/10/17
- メディア: コミック
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天地学園剣待生の頂点にして学園長兼理事兼生徒会長、「天」の剣・天地ひつぎ様とその刃友、「地」の剣・宮本の実力の一端が垣間見える巻。でもギャグ混じりだし相手が相手なので一端すら垣間見にくい。『剣の舞』を脳内再生しようとするとどうしても『パラダイス銀河』になってしまう。サビ以外すべて。
もうなんというか、思ったより全然漫画巧者だなあというか。これまでははやて×綾那組以外のペアの友情を描くエピソードが多かったものの、ここにきてはやてと綾那のいつもの百合漫才の間に普通に友情が育まれていくシーンが解りやすくちょこっと挟まれてたりなんかすると途端にハッとなります。
あと学園祭準備の話は、前の場面と切り替わった場面のコマが同じ擬音で行われる構成。小説とかでは同じ単語や台詞を場面の終わりと次の場面のはじめの文章に挿入したりってのは別に目新しくないかも知れないけど漫画ではあんまり見かけないなあと思って、それがちょっと良かった。