少女ファイト(4)

少女ファイト(4) 特装版 (プレミアムKC イブニング )

少女ファイト(4) 特装版 (プレミアムKC イブニング )

ナオのために部員総出で賭けバレーに出場した代償としてインターハイの出場辞退と周囲からの中傷にさらされる事になった黒曜谷女子バレー部。この停滞期間の中で練は自分とバレーとその他あれこれを見つめ直す事を迫られるのでした、という第4巻。

伏線が錯綜する本編にあって1巻中に最低1つはゲームを捩じ込んでいる構成ですが、正直そのへん物足りないかなあというか。人間ドラマが濃いのは解っているし期待していた事だけれど、気持ちゲームの密度も濃い目にして欲しいっていうのはあります。

それよりも何よりも、見所は特装版の学ノート。これは恥ずかしいぞ。本来墓場まで持っていくぐらいの超機密事項である自作漫画収録にも拘らずルミたんのパラパラマンガや1年メンバーの連絡ページにも使われているなど史上類を見ない程オープンなカオスノートに仕上がっています。練が狂犬モードでプレイしたからどうこうって次元じゃない。