ライスショルダー(1)(2)

ライスショルダー(1) (モーニング KC)

ライスショルダー(1) (モーニング KC)

岩手の田舎村。演歌歌手を夢見て流しをやっている父親と3人の弟妹たちと暮らしていた秋野おこめ。ある日村の相撲大会にて、おこめがその190cm超の巨体と豪腕でぶっちぎりの優勝を果たして米俵をかっさらっていく様を偶然目にした夏木茜によって、あるいはそれに付随するゴタゴタによって、おこめはボクシング女子ヘビー級チャンピオンという前人未到の領域を目指すことになるのでしたというお話。

モーニングで隔週連載中。どこか飄々としたスタンスが良いと思います。なんだよK介て。
初心者が主人公のスポーツものだと最初に強敵→次からコツコツとレベルアップという図式が一般的かと思いますけど、おこめの場合、経験積むなら最初から世界チャンプをドシドシぶつける感じにしないと仕方ないのかなというのはあります。一応地道な練習もしてるけど、選択肢としてはとにかく豪快にやっていくのみという潔さが昨今だとちょっと新鮮に映ります。地味に楽しみ。