2015年良かったアルバム10選

■Alfred Beach Sandal / Unknown Memories

Unknown Moments

Unknown Moments

 

 

 

■Aloa Input / Mars etc

Mars etc.

Mars etc.

 

 2年連続の年間ベスト入り。

 

 

■Ava Luna / Infinite House

Infinite House

Infinite House

 

 

 

Calexico / Edge of the Sun

Edge of the Sun

Edge of the Sun

 

  

 

Colleen Green / I Want to Grow Up

I Want to Grow Up

I Want to Grow Up

 

 

■Death and Vanilla / To Where the Wild Things Are

To Where the Wild Things Are

To Where the Wild Things Are

 

 

 

■Toro Y Moi / What For?

What For?

What For?

 

 

■トリプルファイヤー / エピタフ

エピタフ

エピタフ

 

 

 

■Ykiki Beat / When the World is Wide

When the World is Wide

When the World is Wide

 

 


Ykiki Beat - The Running (Official Video)

 

■Za! / WANANANAI

WANANANAI

WANANANAI

 

 

 

今年はVelvet Teenが新譜出してくれたのが何よりの朗報でございました。

eastern youth / ボトムオブザワールド

2年半ぶり16作目。

ボトムオブザワールド

ボトムオブザワールド

 

 もともと革新的なサウンドだとか変化に富んだ音像だとかを売りにしたバンドではない為、冒頭にラップ然とした語りを入れてくる1曲めや、向井秀徳をゲストに迎えてこれまたラップを挿入している9曲目といったような変化は普通だったら新機軸だとか意欲作だとかイースタンユース第3章の始まりだとか言って手放しで歓迎したい所なのだけれど、「このバンドでやれる事はやり切った」とベースの二宮さんがこのアルバムリリース後のツアーを持ってバンドからの脱退を表明しているという背景を鑑みるとむしろ、バンドとしてリミットを迎えてしまったが故の変化球なのかもといっそ物悲しくなったりもしますが、残された2人はバンド継続の意思を表明していますし次作、次作が待たれるところです。

 

 

2014年面白かった漫画10選

10.思春鬼のふたり

思春鬼のふたり 1 (少年チャンピオン・コミックス)

思春鬼のふたり 1 (少年チャンピオン・コミックス)

 

 連載の方は年内で終了していますが、プロセスがどうだろうと最初の設定だけで最後まで完走する事が出来ました。

 

9.The Mark of Watzel

The Mark of Watzel (ヤングジャンプコミックス)

The Mark of Watzel (ヤングジャンプコミックス)

 

 人を救おうとする事で自らもまた救われていく、光差す物語。ラストは個人的に大好きな、たくまる圭「アニキ」の締めを彷彿とさせててこれもまた大好き。

 

8.彼女とカメラと彼女の季節

彼女とカメラと彼女の季節(1) (モーニング KC)

彼女とカメラと彼女の季節(1) (モーニング KC)

 

 ドロドロなんだけどつるっと読めてしまうこの妙は筆舌に尽くし難い。

 

7.コンプレックス・エイジ

コンプレックス・エイジ(1) (モーニング KC)

コンプレックス・エイジ(1) (モーニング KC)

 

 このままアヤちゃんがコスプレ辞めてく事になったら許さねえからな。

 

6.バベルの図書館

バベルの図書館 (エフコミックス)

バベルの図書館 (エフコミックス)

 

 エロティクス・エフ連載て時点でもしやと思ってたけど、果たして七女とはやや線を画す黒めの出来。折に触れ読み返すけど、それでも全部は解らない感じが良い。

 

5.あれよ星屑

 自分が読んだ戦後ものの中では、当時を切り取った感というか、説得力を最も備えている作品かなと思います。

 

4.子供はわかってあげない

子供はわかってあげない(上) (モーニング KC)

子供はわかってあげない(上) (モーニング KC)

 

 

子供はわかってあげない(下) (モーニング KC)

子供はわかってあげない(下) (モーニング KC)

 

 宗教やオカマが混在する話なれど、読後感は非常に爽やか、人を好きになるという事への憧憬を思い起こさせてくれる1作。

 

3.からかい上手の高木さん

からかい上手の高木さん 1 (ゲッサン少年サンデーコミックススペシャル)
 

 この関係は西片君がMっ気出した瞬間に消滅してしまうものだと思われるので、西片君には連載終了のその瞬間まで全力で高木さんに抗って欲しいと願ってやまない。

 

2.がらくたストリート

がらくたストリート 1 (バーズコミックス)

がらくたストリート 1 (バーズコミックス)

 

 メガネ巨乳の重要性! あと、たすくとタイセイの二段階右折みたいな関係性すごくツボ。

 

1.ちーちゃんはちょっと足りない

 同発だったブラックギャラクシー6が不穏さを限りなく薄めた出来だっただけに本作の構成は今年最大のインパクトでした。空灰でもここまでではなかった。このマンとかぶって気恥ずかしいけれど、文句なく今年のベストでしたありがとうございました。

2014年良かったアルバム10選

■Aloa Input / Anysome

Anysome

Anysome

 

 



これだけ2013年作。

 

■Antemasque / Antemasque

Antemasque

Antemasque

 

 



Aphex Twin / Syro

Syro

Syro

 

 



■Avi Buffalo / At Best Cuckold

At Best Cuckold

At Best Cuckold

 

 

 

■Bombay Bicycle Club / So Long,See You Tomorrow

So Long See You Tomorrow

So Long See You Tomorrow

 



Cibo Matto / Hotel Valentine

Hotel Valentine

Hotel Valentine

 

 



Cymbals Eat Guitars / LOSE

Lose

Lose

 

 


これでもう少しヴォーカルに渋みが加わればな。

 

■KIRINJI / 11

11

11

 

 

 

■Painted Palms / Forever

Forever

Forever

 

 



くるり / THE PIER

THE PIER (通常盤)

THE PIER (通常盤)

 

 



10枚中4枚がAから始まるバンドでしたありがとうございました。

重版出来!(1)

重版出来! 1 (ビッグコミックス)

重版出来! 1 (ビッグコミックス)

かつて女子柔道でオリンピックを目指したものの怪我で選手生命を絶たれた経歴を持つ主人公・黒沢心がとある編集部のとある漫画雑誌の編集部に配属されたところから始まって、漫画家、編集、営業、書店員等、本が読者に届くまでの、出版に携わる人々の苦悩や葛藤、成長を様々な角度から描いていくお仕事漫画。

初見こそ元アスリートが漫画編集に転身という点と少女漫画的コミカルさが「編集王」を「チャンネルはそのまま!」で薄めたみたいな、非常に小学館らしいテイストのお仕事漫画だなと思ってたものの、1冊の本にまつわるドラマの濃密さもさる事ながら、登場人物の誰もが「売りたい本を売る」この1点のみに準じて行動しており、それ以上の我は不要とばかりに切り捨てられているところこそが最大の特徴かなと。だからといってキャラクターから迸る魅力やエネルギーが目減りする事はなく、全話に渡ってひとつの目的に己を捧ぐ彼らの姿はよりエネルギッシュに心を打ってきます。社長がかっこ良すぎる。やり過ぎて引くほど格好良い。