はやて×ブレード(17)

はやて×ブレード 17 (ヤングジャンプコミックス)

はやて×ブレード 17 (ヤングジャンプコミックス)

いよいよ1巻時点からの目標であった槙ゆかり組との立ち会いが実現。すわ最終章なのかと思いきや、黒鉄父率いる黒組絡みの渦中での仕合なのでむしろ通過点で終わりそうなところに逆にホッとしたりしてます。天地父との会話で、はやてが天地学園に入った事を黒鉄父が初めて知ったような描写があるので、彼が言うところの超天才の娘とはナギって事になるんだろうけど、まあこれは親父と再会→沖縄娘と楔束→黒組の一員としてはやてと敵対のフラグかな。来年中にはいい加減楔束してもらわないと天才。

日常(8)

校長の名前って東雲なの? と書くと大いなる語弊が生じてしまう第8巻。え、でも東雲ってことはまさか‧‧‧‧‧‧。

bio tolva / chiaroscuro

CHIAROSCURO

CHIAROSCURO

先日惜しまれながらも活動を休止したハースペさんも絶賛のコメントを寄せる、脚本家兼コンポーザーという二足のわらじが眩しい御仁のデビュー作。

起承転結ないしカタルシスを大事にしたような音作りの妙が光る一方で、決してドヤァのドの字も窺わせない、朴訥さと謙虚さ。ゲストヴォーカルに全てを委ねるような大らかさと、沈黙による金よりも雄弁による銀を選ぶ愚直さが居並ぶ、非常にアンビバレントな印象。ストイックな遊び心というか。教鞭を振るいながら学んでるというかカチンコを叩きながら役を演じるというか、とにかく一曲一曲にせめぐ二律背反な感じが微妙に心地いい。北欧の良質なエレクトロニカのガワを纏いながら日本人ならではの奥ゆかしさを打ち出す音像はテニスのラリーを追って必死に首を左右に振るオーディエンスの心境を味わわせてくれます。耳が離せない。

はやて×ブレード(16)

はやて×ブレード 16 (ヤングジャンプコミックス)

はやて×ブレード 16 (ヤングジャンプコミックス)

天地学園従業員の星獲り参加OKのルールはほとんどオヤビンのためのものだよね。良かった戻ってきてくれて。あと今井ローズアンナ・椿さんはかなり好感の持てるキャラ。みっちーの次に好き。そんでナギはこのまま楔束しないならもう火風水岳で自給自足の生活送ればいいよいっそ。

ぎんぎつね(7)

ぎんぎつね 第7集 (ヤングジャンプコミックス)

ぎんぎつね 第7集 (ヤングジャンプコミックス)

神眼持ちと神使の心の触れ合いを描くエピソードでは表情で読ませ、脇役の面々もなかなかにキャラが確立していっていて楽しめました。船橋さん周りは鉄壁の状態になったよなあ。吉住さんと船橋パパのW主人公で事務所メインで描いても単行本が出せそう。または藤村くんと国立さんの見るだにもどかしいラブコメでも可。